世界初に挑戦!KGD500のシリンダーヘッドを開けて整備しながらも、実負荷運転をやったら・・・!?

KGD500搭載のスカニアエンジンのバルブクリアランス・ノズルチェックは世界初! Scania DC13-072A
KGD500搭載のスカニアエンジンのバルブクリアランス・ノズルチェックは世界初!

 

2019年 1号機が稼働 * 日本の非常用かつ可搬形発電機仕様にほぼ準拠、世界初

 

2020年 2号機が稼働

 

2021年 3号機が稼働、日本語表示化 * KGD500搭載では、世界初

 

2022年 並列運転化、ローテーション運転化 * KGD500搭載では、世界初

 

2019~22年 日本一猛暑を記録している場所で稼働中 * KGD500搭載では、世界初

 

そして今回、

2023年 スカニアエンジンのシリンダー開放を現場整備 * KGD500搭載では、世界初

 

『 元気があれば、 なんでもできる!! 』

 

そうなんです、

ここまでチャレンジ、失敗、挫折、克服、出会い、経験ができてきたのも、

中古発電機の取扱い博士、電気博士、国際貿易取引先、プロ整備士、素晴らしいご助言頂いた皆様がいたからこそ、成し遂げられたのだと思います。

本当に、本当に、感謝、感謝の連続です。(涙)

 

さて、泣いている暇がない、「私、金子くん」は、

発電機の洗車&ワックスがけしながら、ディープシーコントローラーのエラーチェックを見てまいりましょう・・・

Let’s GO ~~~ ♪

 

3号機の消音器の排気ガスケット交換をします。
3号機の消音器の排気ガスケット交換をしていきましょう。

 

発電機外側の排風カバーを外し、安全にかつ正確に作業する方法を考えています。
発電機外側の排風カバーを外し、安全にかつ正確に作業する方法を考えています。

 

いつも撤去工事している中古発電設備の大型消音器 (3600Lmm、3トン) に比べると、

とてもかわいく見えてしまいますが、再使用しますので慎重に作業しますよ。。

 

プライマー処理と新しいガスケットに入れ替え、漏れ防止コーティングして完成です。
プライマー処理と新しいガスケットに入れ替え、漏れ防止コーティングして完成です。

 

ここまでの作業で2時間くらいで完了。。順調というより、スピーディすぎますね。 (汗)

 

一方、

同時並行で3号機の整備を進めて頂いている整備士の皆様はといいますと・・・

 

COSMO ECO ディーゼルエンジンオイル DH-2 (15W-40) x 40 L ほどを抜き取ります。コスモECOディーゼル快星
COSMO ECO ディーゼルエンジンオイル DH-2 (15W-40) x 40 L ほどを抜き取ります。

 

推奨交換500時間ですが、使用環境や負荷量によっては真っ黒になります。Oil Filter 2625884 Scania
推奨交換500時間ですが、使用環境や負荷量によっては真っ黒になります。

 

エンジンオイルの寿命を延ばすため、スラッジ・鉄粉除去用の遠心分離機がついています。Paper Insert 2153365 Scania
エンジンオイルの寿命を延ばすため、スラッジ・鉄粉除去用の遠心分離機がついています。

 

ペーパーインサートは、汚れがびっしり。いい仕事してくれていますね!Paper Insert 2153365 O-Ring 1769799 1769800 Scania
ペーパーインサートは、汚れがびっしり。いい仕事してくれていますね!

 

燃料フィルターを取外します。赤いボディーの「SCANIA」ロゴマークが、カッコ良過ぎ!Fuel Filter 1873018 Scania
燃料フィルターを取外します。赤いボディーの「SCANIA」ロゴマークが、カッコ良過ぎ!

 

燃料は「軽油」を使用していますので、まだまだきれいなままですね。。Fuel Filter 1873018 Scania
燃料は「軽油」を使用していますので、まだまだきれいなままですね。。

 

キレイな空気洗浄くれるエアーフィルターさんは、、「花粉症」だな。。きっと・・・ Air Filter 1931042 Scania
キレイな空気洗浄くれるエアーフィルターさんは、、「花粉症」だな。。きっと・・・

 

安心してください。。ファンベルトと冷却ベルトも新調しますよ! Poly Belt 1923312 1869373 Scania
安心してください。。ファンベルトと冷却ベルトも新調しますよ!

 

昨年の深刻な40℃超え猛暑で過摩耗がおきたので、2本ともしっかりと交換しますよ。

 

『 前橋は、日本一 本当にー 暑すぎるーーー!!! 』

 

現場の皆様も発電機も、やっぱり体にこたえる暑さですね (汗汗汗)

 

プロ整備士の指先の感覚で、Vベルトのテンションの張り具合もしっかり最終確認! Poly Belt 1923312 1869373 Scania
プロ整備士の指先の感覚で、Vベルトのテンションの張り具合もしっかり最終確認!

 

冷却クーラントも黒く汚れ気味なので、ジャンジャン抜き取っていきます。 Coolant L018NA Bear Brand Seiken
冷却クーラントも黒く汚れ気味なので、ジャンジャン抜き取っていきます。

 

猛暑気温対応』にブレンドしたクーラント液200Lほど、どんどん注入していきます! Coolant L018NA Bear Brand Seiken
『猛暑気温対応』にブレンドしたクーラント液200Lほど、どんどん注入していきます!

 

最後はプロ整備士の「眼力」で、特殊ブレンドのクーラント濃度具合を確かめます。 Coolant L018NA Bear Brand Seiken
最後はプロ整備士の「眼力」で、特殊ブレンドのクーラント濃度具合を確かめます。

 

COSMO ECO ディーゼルエンジンオイル DH-2 (15W-40) も、追い注入していきます。
COSMO ECO ディーゼルエンジンオイル DH-2 (15W-40) も、追い注入していきます。

 

Scania Engine DC13-072A の各ボルトの増し締めも専用工具で行います。
Scania Engine DC13-072A の各ボルトの増し締めも専用工具で行います。

 

ターボチャージャーのはめ合いボルトは、特に緩みやすいので、日常点検もお願いします。
ターボチャージャーのはめ合いボルトは、特に緩みやすいので、日常点検もお願いします。

 

コントロールパネル内の計装機器の点検も抜かりなく、一つ一つ検電していきます。
コントロールパネル内の計装機器の点検も抜かりなく、一つ一つ検電していきます。

 

バッテリー電圧もチェック。KGD500は「24VDC」ですので、直列につないでくださいね。
バッテリー電圧もチェック。KGD500は「24VDC」ですので、直列につないでくださいね。

 

発電機の内部燃料タンク 400 L の軽油の状態もしっかり確認します。
発電機の内部燃料タンク 400 L の軽油の状態もしっかり確認します。

 

実燃費は、40~80L/HR.くらいで、かなりの低燃費エンジンなのですよ。(ビックリ)

 

さて、3号機の整備・点検もちょうどきりの良いところみたいですので、

「腹が減っては、点検もできぬ。」

ですので、ランチタイムとしましょう。。

 

贅沢醤油ラーメン 480円 + ミニチキンカツ丼 280円 セット (セットなので、-80円引き) カインズキッチン 前橋みなみモール店 Cainz Kitchen
贅沢醤油ラーメン 480円 + ミニチキンカツ丼 280円 セット (セットなので、-80円引き)

 

いつもの行きつけの「早い・安い・うまい」の三拍子そろったお店でおいしくいただきました。

ちょうどワックスもなくなってしまったので、併設のカインズホームで調達しましょう。

いつも資材調達で、大変助かっております!

 

さて、午後からは雨模様のようですので、3号機の残り整備を済ませて、一旦を終了としましょう。

 

 

 

写真を撮り忘れてしまいましたが、私、金子くんは何をしたかと言いますと、

ディープシーコントローラーとPCを接続して、過去のエラーや警報など異常がないか確認作業をしました。

 

 

 

チュン、チュン。。 

次の日は、と言いますと・・・

 

1号機と2号機の整備点検と実負荷運転を行っていきたいと思います。

 

点検・交換箇所の消耗具合や汚れ具合はおおよそ同じですので、

追加で交換した箇所をご案内していくことにします。

 

まずは、2号機につきましては、

 

クーラント漏れの原因箇所、ゴムホースとクランプを交換しました。 Hose 278474 Clamp 816135 Scania
クーラント漏れの原因箇所、ゴムホースとクランプを交換しました。

 

発電機を組立する際に、差し込み過ぎてしまっていたようで、

差し込み過ぎ防止の突起を超えて差し込んでいたため、φ1mmの穴ぼこが開いていました。

 

次の1号機は世界初の取り組み「バルブクリアランスとノズルチェック」をします。

 

スカニアエンジン DC13-072A のシリンダーヘッド内部です。 Cylinder Head  DC13-072A Scania
スカニアエンジン DC13-072A のシリンダーヘッド内部です。

 

ロッカーアーム、調整ネジ、ノズルなど、が所狭しと並んでいます。 Rocker Arm 1895269 1895270 Adjusting Screw 1481810 1481810
ロッカーアーム、調整ネジ、ノズルなど、が所狭しと並んでいます。

 

6気筒エンジンのフライホイールを回転させながら、調整具や隙間ゲージで整備します。 Turning Tool 2 402 509 99 309 Scania
6気筒エンジンのフライホイールを回転させながら、調整具や隙間ゲージで整備します。

 

クーラントパイプが上下逆転していたので、修正しました。 Water Pipe 1748814 Scania
冷却水パイプが上下逆転していたので、修正しました。

 

1号機だけ「冷却水温度が高かった」原因が、この冷却水パイプが排気管エルボに近づいていたからでした。

ただ、2019年からの「4年間」もの間、オーバーヒートすることなく稼働できていますので、やっぱり世界のスカニアエンジンは素晴らしいですね。。(汗)

 

さて、整備の合間に優雅にランチタイムへと行きたいところですが、
残りの整備と実負荷運転の開始時間が差し迫っていましたので、こんなときは・・・

 

北海道味噌ラーメン 460円 + ミニカレーライス丼 280円 セット (セットなので、-80円引き) カインズキッチン 前橋みなみモール店 Cainz Kitchen
北海道味噌ラーメン 460円 + ミニカレーライス丼 280円 セット (セットなので、-80円引き)

 

安定のカインズキッチンで、パパっとランチをすませます。

 

ここからの整備や実負荷運転につきましては、YouTube 動画でお伝えしていきたいと思います。

是非ご覧ください。

 

↓ ↓ ↓

 

【日本が変わる】Scania エンジンばらして実負荷運転 KGD500 20230524 #災害対策 #地震 #発電機 #ポータブル電源 #車中泊 #整備 #リノベーション #chatgpt #投資

 

 

  

さて無事に整備を完了することができまして、

整備士の皆様だけでなく、実負荷運転の電源切替をして下さったお客様の皆様、

本当に2日間お世話になりました。

 

国産トラックエンジンの販売&整備点検を行うプロの整備士により無事に整備完了 KGD500 発電機
国産トラックエンジンの販売&整備点検を行うプロの整備士により無事に整備完了

 

 

 

いよいよ、

後付け並列運転化後、初めての夏本番稼働を迎えることになります。

 

「 熱い夏の甲子園球児 」

 にちなんで、

『 暑い夏の KGD500たち in 前橋 』

 

京和物産の発電機。 まだまだ『 チャレンジ 』し続けていきます。。(汗)

 

 

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