
このたび、横浜駅前にある商業ビルにて実施した「非常用発電機の撤去および新設工事」の様子をまとめた動画を公開いたしました。
▶ YouTube動画はこちら
https://youtu.be/7-JEC1rOun8
横浜駅といえば、一日の利用者数が約230万人とも言われる、日本有数の大型ターミナル駅です。
今回の現場は、そんな横浜駅のすぐ目の前に建つビルの屋上。
片側5車線の大通りに面した、交通量の非常に多い場所での工事となりました。
人も車も多い場所であるため、作業は深夜帯に実施しましたが、
それでも周辺にはトラックやタクシー、夜間業務の方々が途切れることなく行き交い、
緊張感のある環境下での作業となりました。

■ 現場が直面した課題
今回の工事では、長い期間このビルを支えてきた非常用発電機(ヤンマー製 YAP20E-1)を撤去し、
新しい発電機へ更新するために、25トンクレーン車(TADANO GR-250N (Ⅲ))を使用しました。
しかし、屋上までは約35メートルの高さがあり、建物の形状や道路幅などから、
クレーンの設置位置やアームの角度には細かな調整が求められました。
特に、実際に吊り上げ作業を行う段階では、
「吊りしろ(可動範囲)が足りない」という問題が発生。
ここからは、現場の経験とチームワークが問われる場面です。
クレーンオペレーター、誘導員、屋上スタッフが無線で連携し、
クレーン車の位置を数十センチ単位で調整。
建物に接触しないギリギリのところまで寄せることで、
安全性を確保しつつ吊り上げ動作を成功させました。

■ 発電機が夜空を舞う瞬間
夜景の中、ゆっくりと発電機が横浜の空に上がっていく光景は、
現場でなければ目にできない、印象的な時間でした。
屋上に新しい発電機が無事に搬入された後、据付・接続・確認作業へと進み、
全工程を無事故で終了しました。
今回の工事では、
「安全を最優先に、確実に作業を完遂する」
という当社の姿勢を改めて形にできた現場となりました。

■ 非常用発電機の更新をご検討の皆様へ
非常用発電機は、いざという時に施設や設備を守る「最後の砦」です。
しかし、年数が経過すると始動性や出力の低下、部品供給の問題などが発生しやすくなります。
・定期点検で指摘を受けた
・10年以上更新していない
・災害対策・BCP対応を強化したい
そのような場合は、更新をご検討される良いタイミングかもしれません。
今回の動画には、実際の作業の流れや当社の現場対応力が記録されていますので、
ぜひご覧いただき、検討の参考にしていただければ幸いです。
▶ https://youtu.be/7-JEC1rOun8
■ お問い合わせ
京和物産株式会社(Kyowa & Co., Ltd.)
営業部:金子信太郎(Shintaro Kaneko)
TEL:03-3537-6325
WEB:http://www.kyowa-bussan.jp


































































